会社を退職して「フリーランス」になったら、迷わず開業届を提出して「個人事業主」になりましょう!

退職してフリーランスとして仕事をしていこうと思ってるけど、個人事業主になった方が良いの?
個人事業主のメリットてなに?
申請はどうしたらいいの?
個人事業主のメリット
会社を辞めてフリーランスになるとリスクもありますが、その分たくさんのメリットがあります。
職種にもよりますが、ざっとあげてみただけでも、次のようなものがありますね。
- 自由(仕事の選択、勤務場所などの意思決定の範囲が広い)
- 手取り金額が増える。
- 経費を計上できる。
中でも「自由」は一番のメリットですが、税制面を見てみると、もう一つ大きなメリットがあります。
それは、開業することで、確定申告の際に税制面で多くの優遇が受けられる「青色申告」を選択できることです。
では、青色申告を選択した場合に受けられるメリット・デメリットを確認してみましょう。
・最大65万円の青色申告特別控除が受けられる。
・赤字を最大3年繰り越すことができる。
・青色事業専従者給与を必要経費とすることができる。
※家族を従業員としている場合
・正規の簿記の原則に従った会計処理が必要
簿記とか会計処理とか、なかなか難しそうに感じてしまいますよね。
でも、安心してください。
世の中には良く出来た会計ソフトがたくさんあります。
多少お金は掛かりますが、会計ソフトを使えば全く問題ありません。
もうデメリットとは言えないレベルです。
もうわかっていただけたと思います。
迷わず開業届を提出して個人事業主になりましょう!
必要書類の準備と提出
①開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)
開業日・廃業日から1ヶ月以内に提出
②青色申告承認申請書
開業日から2ヶ月以内に提出
(但し、開業日が1月1日~15日の間の場合は3月15日まで)
一人で仕事をするなら、以上の①②を準備すればOKです。
③青色事業専従者給与に関する届出・変更届出書
青色申告するとき、家族に支払った給与を経費として計上するために必要な書類
開業日から2ヶ月以内に提出
(但し、開業日が1月1日~15日の間の場合は3月15日まで)
④源泉所得税納期の特例の承認に関する申請書
源泉所得税の納付事務を年に2 回(6ヶ月毎)とするための書類
従業員が9名以下の場合に申請
⑤給与支払事務所等の開設届出書
開業済みで、初めて従業員を雇う際に提出
従業員を雇ってから1ヶ月以内に提出
※書類は2部(提出用と控え)用意して下さい。
テンプレートをダウンロードして記載すれば問題なく作成できますが、私はFreeeのサービスを使用しました。
画面に入力して行けば完成してしまいますし、何より無料なのでお勧めです。
書類がそろったら、事業所のある地域を管轄している税務署に提出します。
管轄している税務署は国税庁のHPで調べることができます。
書類の不備がなければ、拍子抜けするくらい簡単に受理してもらえます。
私が提出したときは5分も掛かりませんでした。
控えの書類に受領印を押してもらい、家に保管しておいてください。
これで、あなたも「個人事業主」です。
きっちり働いてどんどん儲けましょう!

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