ベトナム ビジネスビザ(企業訪問:DNビザ)の取得方法

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最初のクライアントがベトナムの会社だったので、数カ月東京支店をサポートした後、ベトナムに行くことにしました。

ベトナムには会社員だったころ視察に行ったこともあったし、個人的に観光で行ったこともありましたが、5日間程度の滞在と言うことでビザは取ったことがありませんでした。
この時は仕事で行くし、長期になる予定だったのでビザが必要になりました。
自分で調べて申請しようとしたところ、クライントの会社から「全てこちらでやるので、なにもしなくて良い。」との打診があったので任せることにしました。

が、しかし、これですっかり油断してしまい、トラブルとかもありました(笑)
良い経験だったので、記事にしておくことにしました。
これからベトナムのビザを取得しようとしている方々の参考になればと幸いです。

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ベトナムで働きたいけど、ビザはどうしたら良いの?

ベトナムのビザについて知りたい。

結論

ベトナム企業の仕事をするなら「企業訪問:DNビザ」一択

ベトナムのビザは20種類ありますが、ビジネスで15日以上滞在し、ベトナム企業の仕事をする際はDNビザを取得することになります。

ワーキングパーミットを取得する際も、先ずはDNビザの取得が必要です。

外国(日本含む)企業の支店や駐在員事務所で働く人はNNビザのようです。

アライバルビザがお勧め

到着した空港でアライバルビザを申請・取得するのが最も簡単で手間も掛かりません。

ベトナム入国の基本情報(日本人の場合)

注:ベトナムは予告なしに法律が変更されたり、地域や担当者によって認識や対応が違う場合があります。ビザ取得の際は最新の情報を確認してください。

前述の通りベトナムのビザは20種類あるようです。

しかし、この情報、私の探し方が悪いのかもしれませんが、ベトナム大使館とか公式っぽいところでは見つかりませんでした。

まあ、こういうところもベトナムらしいですね。

観光目的の入国

滞在が15日以内ならビザなしで入国・滞在可

但し、ベトナム出国後30日以内はビザなしでの再入国は不可(今年7月に緩和されるらしいです)

15日を超えて滞在する場合はDLビザを取得する必要があります。

DLビザは1ヶ月と3ヶ月の2種類があり、それぞれシングルエントリー(1回限り)とマルチエントリー(期間内なら何度でも入出国可)を選択できます。

但し、3ヶ月有効なビザは招聘状が必要

ビジネス目的の入国

ベトナム企業の仕事をする場合、企業訪問ビザ(DNビザ)の取得が必要です。

DNビザは、1ヶ月、3ヶ月の2種類があり、それぞれシングルエントリー(1回限り)とマルチエントリー(期間内なら何度でも入出国可)を選択できます。

※以前は6ヶ月、1年のビザも取得出来たようですが、現在は6ヶ月以上のビザを取得するのは難しいようです。

ちなみにネットを見ていると、15日以内のビザなし滞在はビジネス目的も可と書いてあるサイトもありますね。
視察などの時は15日も滞在しませんから、短期で来られる方はビザなしで入国がほとんどのようです。

DNビザの取得方法

準備する物

①招聘状
在ベトナム法人(訪問先である会社)から受領
お金を払えば発行してくれる代行会社のような会社もあります。

②入国査証申請書
ベトナム大使館(東京)、ベトナム総領事館(大阪・福岡)、到着した空港で入手
ベトナム大使館のHPからもオンライン申請後印刷やフォームの入手も可能です。

③写真(3cm×4cm)

④パスポート

⑤ビザ発給代金(アライバルビザの場合)
1ヶ月:シングル25USD、マルチ50USD
3ヶ月:シングル25USD、マルチ50USD

申請方法

①ベトナム大使館、大阪総領事館、福岡総領事館で申請(郵送も可)
 総領事館は即日発行ではないようです。
 
②ベトナム到着時に空港で申請(アライバルビザ)
 その場で発給されるので便利です。不備があると焦りますが。。。

私は、2回アライバルビザを取得しました。失敗談なども含め、体験を紹介したいと思います。

体験談

初回(2019/06)

事前に招聘状をpdfで受け取ったので、印刷して渡航に備えました。

前述の通り、「クライアントが全てやる。。。」だったので、本当に何もしませんでした。(この時は招聘状を提示すればビザが発給されると思っていました。

航空券もクライアントが準備してくれて、たまたまクライアントの副社長と同じ便だったこともあり、すっかり安心していました。

ハノイの空港に到着し、入国審査と反対側(入国審査のために並ぶ列の後ろの方)の申請窓口に招聘状を持って行きました。
この窓口がどうやら申請と発給に分かれているらしいのですが区切られていないので判り難いです。(向かって左側というか左隅が発給で右の方が申請です。)

するとベトナム語「#$%&’())」とまくしたてられ「???」。
その後英語で話してくれて「申請書を書け」とのこと。

ベトナム人の副社長も良くわかっていなかったようでしたが、とりあえず彼に手伝ってもらいながら申請書に記入
招聘した会社の住所とかの欄もあったので、彼がいてくれて助かりました。(一人だったら調べたりして結構時間が掛かったと思います。)

再度、申請に行くと「写真は?」と言われ、「・・・」

確かに申請書の右上に写真を貼る欄がありますね。

無いものは無いので、「無い」と回答

その後は、副社長がベトナム語でやりあってくれて、担当者は書類を持って奥へ消えて行きました。

しばらくすると名前を呼ばれ、発給窓口へ。

写真なしだからビザ発給代金(3ヶ月・マルチ)50ドルに加え10ドル払えとのこと。

60ドル払うとビザの貼り付けられたパスポートが戻って来ました。

日本で証明写真取ってきた方が安かったなと思いつつ、入国審査に向かおうとすると、再度呼び止められ写真を撮るとのこと
デジカメで写真を撮られ、正式に釈放となりました。

副社長は「ベトナムはイレギュラーなことにも対応してくれて良いでしょう。日本では無理ですよ。」とちょっと自慢気味(笑)

なんだかんだで無事入国出来ました。

2回目(2019/11)

初回のことがあったので、きっちり対応、格段に省力化できました(笑)

特に申請書は現地で手書きで記載するのはとても厄介なので、ベトナム大使館のHPの手書き用フォームがワードファイルだったのでパソコンで記入・印刷して持参しました。

ネットの情報では、大使館のフォームはアライバルビザ取得には使えない、拒否されたとの体験談もありました。
しかし、私が見た限り項目は同じだったので、ダメなら、現地で書き移せば良いやとくらいの気持ちで持って行きました。

当然、写真も日本で用意しました。
写真は申請書に写真添付欄がありますが、貼らずに渡すのが正解のようです。(これもネットで情報を得ました)

結果としては、日本で準備した書類を渡し、お金を払うだけで発給してもらえました。

私の前のイランの方がマルチビザが取れないと言われ、延々と交渉していて、結構待たされましたが。。。(笑)

ちなみに、その後私の知り合いも同じ方法で無事ビザを取得出来ました。

私自身は、この後ワーキングパーミットとレジデンスカードを取得したのでビザの申請はしていません。

ベトナム大使館、総領事館(大阪・福岡)の所在地

参考までに、大使館と総領事館の住所と電話番号を載せておきます。

ベトナム大使館
₸151-0062
東京都渋谷区元代々木町50-11
03-3466-3311
http://www.vnembassy-jp.org/

大阪ベトナム総領事館
〒590-0952
大阪府堺市堺区市之町東4-2-15
072-221-6666

福岡ベトナム総領事館
〒810-0801
福岡県福岡市博多区中洲5-3-8 アクア博多ビル4階
092-263-7668

コメント

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