前回までで、法人の登記が完了しました。
おめでとございます。
「これから頑張るぞ!」と決意を新たにされている方も多いかと思います。
この勢いに乗って残りの手続きを終わらせてしまいましょう。
法人の登記が終わったら、次は行政へ各種届出をします。
法人の登記が終わったら、次は行政へ各種届出をします。
先ずは税務関係の手続きについてみて行きましょう。
この記事のポイント
法人設立届をする税務関係の機関は3か所
機関によって届出期限が異なるので注意が必要
登記事項証明書・登記簿謄本は履歴事項全部証明書でOK
法人設立届の提出先と提出期限
必要書類
では、届出に必要な書類を確認して行きましょう。
税務署については、このタイミングで提出しておいた方が良い申請書、届出についても合わせて記載します。
<<注意1>>法人設立届出書について
法人設立届出書は名称は同じですが、提出先の機関によって記載項目などが少しずつ異なりますので注意が必要です。
それぞれの提出先の様式を必ず使用してください。
本店が東京の方は、東京都がエクセル形式で提供している様式がお勧めです!
入力用のシートに記入していくと税務署用、都税事務所用、市町村用、控え用が完成するようになっています。
<<注意2>>履歴事項全部証明書について
必要書類を確認していると、提出先によって「履歴事項全部証明書」「登記事項証明書」「登記簿謄本」という3種類の書類があり面倒に思いましたが、調べていくうちに同じもの(正確には包含されたりする関係だったりする)だと判りました。
結論ですが、法人設立届時に持って行くのは「履歴事項全部証明書」でOKです!
提出先への書類が揃ったら、控え用にそれぞれコピーを取っておきます。
提出
それぞれの届出先に提出します。
持参しても良いですし、郵送での提出も可能です。
受領してもらったら、必ず控えに日付印を押してもらい、家に保管しておいてください。
まとめ
これで、税務関係の手続きは完了です。
提出期限は長めですが、税務署が2ヶ月以内なのに、都道府県は1ヶ月以内(23区は14日以内)など、期限がばらばらなので厄介な手続きです。
繰り返しになりますが、登記が完了したら速やかに済ませてしまいましょう!
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