コロナウィルスの感染拡大で今は海外に行くのは厳しい状態ですね。
ベトナムも例外ではなく現在外国人は基本的に入国出来ません。
私も予定していた渡航日の前日に「コロナウィルスの検査で陰性だった結果」の提出が義務付けられたため渡航を断念しました。
現在は何時渡航出来るか全く判らない状況です。
そんな状況なので、ちょっとタイミングが悪いですが、今回はベトナムのビザの話です。
記事の内容は、私の友人に実際に起こったことです。
ベトナムで働きたい方や住んでみたい方の参考になれば幸いです。
ベトナムの話(特にビザなど出入国関係)をするときに何時も書いていますが、ベトナムでは突然法律が変わる、変わったはずなのに施行されない、地域や担当者で対応が異なるなどは普通です。
この辺をご理解いただいたうえで読んでいただければと思います。
この記事のポイント
・滞在者は在ベトナム日本大使館・領事館でもパスポートの発給・切替が可能
・パスポートを切替え後に旧パスポート添付のビザで滞在する場合はビザの転記必要
やばいよ、やばいよ
会った瞬間に「大変なことになってるんですよ。」と話し出した友人。
ベトナム歴は私など足元にも及ばない大先輩です。
昔のベトナムのことなどを良く教えてくれるのですが、この時はちょっと機嫌が良くない感じ。
話を聞いてみると、有効期限内のビザが無効だと言われ揉めているとのこと!
ベトナムにいると、きちんとやっていても言いがかりを付けられることもあるし、きちんとやっていなくてもなんとかなっちゃうこともあるので、これもなんとかなるんだろうと軽い気持ちで聞いていました。
が、しかし、今回は少し深刻な様子。
なんと約〇〇万円の罰金を払えと言われているとか。。。
ベトナムでパスポート切替
よくよく聞いてみると、ことの発端はパスポートの切替だったようです。
彼は切替期間には大分余裕があったのですが、先のスケジュールまで考えてぎりぎりまで待つとタイミングが悪いため、日本大使館で切替手続きをしました。
ルール通り手続きをしましたから、当然問題なく新しいパスポートが発給されました。
突然の通告
が、しかし。。。
平穏に日常を送っていたある日、出入国管理局から「あなたはビザがない」「不法滞在だ」と連絡が来ました。
「そんなことはない、ビザの期限は残っている」と繰り返し説明するも話は平行線で解決せず、罰金の要求もされてしまいました。
察しの良い方はもう理解されたと思います。
そう、パスポートを切替た時に必要な旧パスポートに添付されたビザの転記をしていなかったのが原因だったんです!
なんとかなるは、どうにもならない
ここまで来ると外国人が何とか出来るものでもありません。
誰かに相談しなくては、と言うことで弁護士事務所やビザ発給代行業者に相談しました。
が、しかし最初は自信満々だった彼らも、結局は歯が立たず完敗。
それはおかしい。
なんとかなる。少なくとも罰金は減らせる。
どうにもなりませんでした。
ちょっと難しいからお金が掛かるけど良い?
任せてくれればなんとかするから。
どうにもなりませんでした。
と言う感じでどちらも解決には至らず!
結局アウト!
結末
これ以上揉めても仕方ないので罰金を払って解決となりました。
これはあるかどうか不明ですが、無理してブラックリストにでも載ってしまったら後々更に面倒ですから、ここに至っては正しい判断だったかと思います。
まとめ
如何でしたでしょうか?
パスポートは期限が長いし、滞在先の国で切り替えるというのもかなりレアなケースだと思います。
しかし、だからこそレアなケースでは十分に確認し慎重に行動する必要があります。
今回の場合、日本大使館とベトナムの出入国管理局の連携の悪さもあったと思います。
それと、「転記してください。」ではなく、いきなり「ビザが切れている。」と言ってくるのもひどいように思います。
まあ、しかし残念ながら、そう言うことがあるのも現実なんですよね。
少なくとも、自分の身は自分で守るという意識で行動することが大切です。
皆さんも注意してください。
最後に繰り返しになりますが。。。
滞在者は在ベトナム日本大使館・領事館でもパスポートの発給・切替が可能ですが、その際は旧パスポート添付のビザで滞在する場合はビザの転記必要です。
忘れずに手続きしましょう!
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