【最新】今ベトナムに入国するには(方法・手順まとめ)(2021/02/24更新)

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昨年の3月、ベトナム渡航の1日前にPCR検査の陰性証明の提出が義務付けられてしまい渡航を断念しました。
土壇場での発令だったのと、当時は今のように自由に検査を受けられなかったので、困っている暇もなく、直ぐ切り替えて日本に居ながら仕事が出来るよう調整しました。

その後、商工会や企業がチャーターした便が飛び始め渡航のチャンスはあったのですが、14日の隔離や搭乗時の防護服着用などの物々しい感染防止対応、何より「行ってから日本に戻れなくなるリスク」を考慮して渡航せずに今に至ります。

長かったようにも思うし、あっという間のようにも感じますが、流石にそろそろ本気で渡航しようと思い、ベトナム入国について調べてみました。
同じようにベトナムに渡航したいと思っている皆さまの参考となればと思います。

本記事は但し書きなどない限り「日本人を対象に記載」しています。

なお、状況は刻刻と変わっていますので、記載内容が古くなっている可能性がございます。
最終的には、ご自身でベトナム大使館のHPなどで最新情報をご確認のうえ判断して頂くようお願い致します。

結論

手続きは複雑ですが、以下のポイントを抑えて準備すればベトナム入国は可能です。

(1)入国承認書の入手には勤務先などベトナム企業の協力が必要(企業から申請)
(2)航空便は特別便を使用(定期便再開時期不明)
(3)入国にはオンライン申請PCR検査陰性証明書など事前準備が必要
(4)有効なTRC又はビザがない場合は大使館・総領事館で取得
(5)入国後は14日隔離となる

  ※2021/2/5追記:2021/2/1より21日隔離となっています。
  ※2021/2/8追記:2021/2/7時点で、ホーチミンは14日隔離のままのようです。
  ※2021/2/24追記:ハノイの21日隔離、2月9日の公文書により2回陰性結果が出た者は14日
   間となりました。

そもそもコロナ前の入国条件はどうだったのか?

本題に入る前に通常時(コロナ前)の入国条件を整理しておきたいと思います。
書きながら思ったのですが、かなり簡素で優遇されていました。
早く元に戻って欲しいですね。

(1)以下の①~③を満たすことで、15日以内の滞在であればビザ免除(観光、業務とも)
 ①ベトナム出国時にパスポートの有効期限が6カ月以上あること(入国時に確認)
 ②往復または第三国行きの航空券を所持していること
 ③前回のベトナム出国日(ビザなし)から30日以上経過していること
  (2020/7/1廃止予定だったがコロナの影響で延期)

(2)16日以上の滞在の場合はビザが必要
 ①観光ビザ(DL)最長3ヶ月
 ②企業訪問ビザ(DN)最長12ヶ月(商用ビザで最も一般的だと思います)
 ※その他、ビザの種類は20種類あります。

企業訪問(DN)ビザの取得方法はこちらの記事に詳しく記載しました。
合わせてご覧ください。

現在の入国方法(準備~入国後隔離)

※ビジネス目的で滞在期間が14日を超える場合について記載しています。
 ・現在、ビザ免除措置は一時中止中
 ・観光目的での入国は認められていません。

(1) 隔離施設(ホテル)と航空便の手配
  ①(2)の入国承認申請と合わせて勤務先などベトナム企業が手配

(2)入国承認等の事前申請・取得
  ①ベトナムの勤務先企業が申請・手配することで駐在員、その家族及び出張者の入国が可能。

(3)TRC(テンポラリーレジデンスカード)又はビザ申請・取得(既に持っている方は不要)

(4)入国前のPCR検査、陰性証明書の取得
  ①入国3日から5日前までに「発行」されたPCR検査の陰性証明書
  ②リンクが切れたので訂正、ベトナムに実績のある医療機関で取得することをお勧めします。
  ③証明書は指定フォーマットを使用

(5)オンラインでの医療申告
  ①入国前24時間以内に次のURLより申告(https://tokhaiyte.vn/)

(6)入国後、合計14日間の隔離
  ①入国後、14日間、隔離施設(ホテル)に隔離
  ②ベトナムに自宅(アパート等)がある場合、勤務先企業の申請により、入国後、7日間、
   隔離施設に滞在後、専用車両で自宅に移動後、自宅で隔離とすることが出来る。

  ※2021/2/1より隔離が21日に延長されました。
   理由は15日を超えて陽性判定される例があったからのようです。

  ※2021/2/8追記:2021/2/7時点で、ホーチミンは14日隔離のままのようです。
  ※2021/2/24追記:ハノイの21日隔離、2月9日の公文書により2回陰性結果が出た者は14日
   間となりました。

(7)その他
  ①隔離期間中は所定回数のPCR検査あり
  ②保険の検討・手配(入国後、陽性判定となった場合の治療費は自己負担となるため)

入国時必要書類

(1)日本で取得した陰性証明書
(2)パスポート・ビザ(TRC)
(3)入国承認書

まとめ

如何でしたでしょうか?
以前に比べると格段に面倒になってしまいましたが、決められた手順を守って手続きすれば入国出来ることが判りました。
私も具体的て動き出そうと思います。

では、皆様が無事にベトナムに入国出来ることを願っております。

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