独立して個人事業主として活動していましたが、思い切って法人を立ち上げました。
実際に準備や手続きをしている最中はわからないこともあり少し苦労しましたが、反面とても楽しかったですし、良い経験が出来たと思っています。
今は、書類一つひとつの意味も判っているし、手続きも一通り理解しています。
法人の設立は順を追って一つひとつ進めて行けば決して難しいものではありません。
手順やポイントなどをまとめていますので、是非参考にしてください。
結論
法人の設立を自分自身で行うことは可能です!
自分でやりることで、知識も身に付き、自分自身のレベルアップにも繋がります。
法人設立の目的・理由を再確認しよう。
法人設立の手順を説明する前に、法人化の理由・目的について考えてみましょう。
理由は人それぞれだと思います。
行動に移す前に、再確認しておきましょう。
個人事業主も一人法人も仕事の内容は変わりません。
では、どちらが良いのかと思いますよね。
この辺は後で詳しくまとめてみたいと思っていますが、ざっくり書くと、法人化のメリット・デメリットは次の通りです。
見ていただくと判る通り、お金絡みがほとんどです。
大事な部分ですので、自分自身の環境ではメリットがあるのかどうかは最低確認しておきましょう。
参考までに私の法人設立を決めた理由を書いてみます。
ネットなどで調べたところ課税所得が500~600万を超えると法人の方が税金面では有利なようです。
この条件だと、私自身は経費の使い方にもよりますが、ちょうど境目と言ったところでした。
お金の面は何とかなりそうと判ったので、あとは興味の方が勝り、やるしかない的な思考で設立することを決めてしまいました。
あえて箇条書きにしてみると、以下のような理由です。
- 会社を作って、運用してみたかった
個人事業主になった時も新しい発見がたくさんあって楽しかったので、やってみるしかなかったです。
経験は最強の財産ですから。 - クライアントからの要望
個人事業主として契約するときから言われていました。
やはり信用が上がるようです。
実質的な中身は変わらないのですが。。。 - メンターの存在
会社員時代の元上司を中心に既に会社を設立している方々と交流があり、アドバイスを受けられる環境にいたのは幸運でした。 - 売上が多くなった場合の節税対策
これは、法人化の本来のメリットです。
発端はクライアント企業からの要望でしたが、一番の理由はやってみたいという好奇心でした。
メンター的な存在の方々に相談できたのも大きかったです。
活動方針
この記事は「出来ることは自分でやる」と言う方針で記載しています。
繰り返しになりますが、法人設立の作業はポイントを押さえて、順番に実施していけば誰にでも出来ることです。
私は結果として準備が間に合わなかった電子定款への電子署名と公証役場への認証の依頼を司法書士の友人にお願いしましたが、それ以外は素人の私でも出来ました。
では、最後にプロセス全体を確認しておきましょう。
法人設立の全体プロセス
- 基本事項の決定
- 定款作成
- 定款の認証
- 資本金の払込み
- 登記書類作成
- 会社設立登記申請
- 登記後の各種行政などへの手続き
- 法人銀行口座開設
次回からは、各手順を具体的に見て行きます。
コメント