会社員のころから中国やベトナムのオフショアパートナーを訪問する機会が多かったのですが、独立後にベトナムの企業と組むことになり、更に渡航の機会が増え、航空機での移動が国際線、国内線(ベトナム)共に多くなりました。
そうなると大事になってくるのは如何に消耗せずに移動するかです。
この記事ではベトナム出張で「如何に消耗せずに移動するか」について、私が実践していることをまとめました。
ベトナムで働きたいとか、旅行してみたいと思っている皆さまの参考になれば幸いです。
この記事を書いた人
Chris
・年に6回程度、日本とベトナムを往復しています。
・ハノイ ⇒ ダナン ⇒ ホーチミン ⇒ ハノイのルートで毎月出張しています。
結論
- 空港での待ち時間はラウンジでリフレッシュ
- ベトナム:ホテル(自宅)- 空港間の移動はGrab利用でリスク回避
空港ラウンジを利用しよう!
空港ラウンジとは
簡単に言うと、飛行機の搭乗前に条件を満たした人が利用出来る待合室です。
誰もが利用できるわけではないので、混雑しにくく落ち着いて過ごすことが出来ます。
食べ物や飲み物、新聞・雑誌の閲覧、シャワーの利用などの様々なサービスもあり、とても快適に過ごすことが出来ます(サービス内容はラウンジによります)。
- 航空会社のマイレージプログラムで上級会員になる
- プライオリティパスを取得する
- 空港ラウンジを利用出来るクレジットカードを取得する
- ビジネスクラス以上を利用する
- 有料ラウンジを利用する
ベトナム出張で私が良く利用しているのは1と2。
国際線利用時が1でベトナム国内の移動が2と言う棲み分けです。
国際線
私はANAの上級会員資格を保有しているので、日本ーベトナムはANAかベトナム航空を使うことで航空会社ラウンジを使っています。
航空会社ラウンジの良いところはサービスが充実していることと、出国後のエリアにあることです。
サービス面は食事やドリンクが充実しているのが大きいです。
出国手続きを終えているので、あとは搭乗するだけという安心感もあります。
ベトナム航空はアライアンス的にはJALと同じスカイチームなのですが、2016年よりANAと提携をはじめ、現在はANAのステータスが利用可能です。
ベトナム航空を利用した際、羽田ではJALのサクララウンジを利用することになります。
ANAの上級会員 ⇒ ベトナム航空のラウンジを利用可 ⇒ ベトナム航空が利用出来るのは同じスカイチームのJALサクララウンジと言うことみたいです。
日本の空港ではプライオリティパスの恩恵がほとんどありませんから、出来ればANAかJALの上級会員になっておくのが無難だと思います。
ベトナム国内線
逆にベトナムの空港では国際線・国内線ともプライオリティパスで利用出来るラウンジが充実しています。
国際線は前述の通り、基本的には航空会社ラウンジを利用していますが、ベトナムの空港ではプライオリティパスで利用出来るラウンジも航空会社ラウンジと遜色ありません。
そして国内線は、更にプライオリティパスの恩恵が大きいです。
ベトナム航空はANAと提携していますが、国内線ではANAのステータスでロータスラウンジを利用することが出来ないからです。
ハノイはSONG HONG PREMIUM LOUNGE、ホーチミンはSASCO BUSINESS LOUNGEがプライオリティパスで利用可能です。
残念ながらダナンの国内線はベトナム航空のロータスラウンジしかないので、利用できるラウンジがありません。
ベトナム:空港へ(空港から)の移動もGrabが便利
残念ながらベトナムは未だ公共交通機関が発達していません。
そのため、外国人の移動は、ほぼタクシー一択です。
けれども、残念なことに空港にはぼったくりタクシーも多いです。
また、優良なタクシー会社の車に乗るにしても、行先を伝えたり、慣れないベトナム紙幣で支払いをするのは思いのほか煩わしいものです。
これらを解決してくれるのが配車アプリの「Grab」です。
Grabについての設定方法・利用方法は、こちらの記事で詳しく記載しています。
合わせて確認してみてください。
空港からの移動(もしくは空港への移動)で注意する点は空港のエリアに入った車に空港利用料金(15,000ドン)が掛かることです。
慣れている運転手だと、アプリの機能で上乗せして請求してくるので気にしなくて良いのですが、慣れていない方だと現金で払うよう言われることがあります。
また、この金額を不当に高く言ってくる場合もありますので注意してください(Grabよりもタクシーの時に多いです)
空港から市内までの所要時間
ベトナムの主要都市の空港から市内までのGrab(タクシー)での移動時間は以下の通りです。(交通量により増減あり)
・ハノイ:50~60分
・ホーチミン:20~30分
・ダナン:10~15分
今となっては笑い話ですが、ホーチミンに何度か行ったあと、初めてハノイに行った時のこと。
なかなか市内に着かず焦ったのを覚えています。
ハノイ到着が夜中だったこともあり、このまま拉致されるのではと要らぬ心配をして勝手に青ざめていました(笑)
今思えば、ハノイは空港から市街地までが遠いので当たり前なのですが。。。
参考情報①
Grabが一番と書いてきた私ですが、ハノイで空港に向かうときだけはエアポートタクシーを利用しています。
予約しておくと、アパートまで迎えに来てくれ、予約時に約束した料金(私の場合は220,000ドン程度)で空港まで行ってくれるので大変便利です。
Grabだと400,000ドン弱くらいなので、料金も安いです。
参考情報②
ハノイについては、時間に余裕があり、荷物が多くないならバスという選択肢もあります。
86番のバスに乗れば旧市街を通りハノイ駅まで行けます。35,000ドンと料金も安いので旧市街付近に行くなら良いかもしれません。
出張時にラウンジを利用できるだけで心身の両面でかなり楽になります。
これを機会に航空会社の上級会員を目指したり、プライオリティパスの取得の検討をされるのも良いかと思います。
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